2012/10/09
リゾートワールドカジノニューヨーク「Resorts World Casino New York City」
2011年11月にオープンしたリゾートワールドカジノニューヨーク「Resorts World Casino New York City」は2,200以上のスロットマシンに260以上の電子テーブルゲームが気軽に楽しめる新スポット。
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しかし、このカジノにはディーラーがいない。
すべてマシン相手にゲームを楽しむというカジノで、私には日本で言うところのゲームセンターの巨大版のイメージしかわかない。
施設内は一見華やかな装飾が施されているので、もちろんゲームセンターより雰囲気はいいはずです。
でも、どうでしょう。カジノの良さというのはディーラー相手に、会話や場の雰囲気を楽しみながらゲームをしたいのであって機械相手に黙々とゲームをするなら、ゲームセンターやパチンコなどと変わらないのではないだろうか?
カジノに思い浮かべるイメージには、もっと夢がある場所の私にとっては、なぜかピンとこない。
何でも効率を求めると、こうなってしまうのでは?
機械相手に早急に金を巻き上げる効率、サービスをカットし人件費を抑える効率が見え隠れする。
ディーラーが存在しないし、ドリンクサービスなどもない、ドレスコードもない、機械相手にただゲームをする空間なら、カジノへ行きにくいと思っている非富裕層でも入場しやすいことは確かだろうけれど。
いつもより少し着るものに気遣って、ゆったりゲームを楽しむという非日常を体験できるのがカジノだった時代は、ニューヨークでは、もう求められていないのだろうか。
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