2012/07/23
世界2位のカジノ大国へ シンガポール ラスベガス超え予想
シンガポールが米ラスベガスを抜いて世界2位のカジノ大国になりそうだ。昨年の年間カジノ売り上げは、シンガポールが57億米ドル(約4530億円)でラスベガスの61億米ドルにわずかに届かなかった。
専門家は今年、シンガポールが65億米ドル、ラスベガスが60億米ドルとなって順位が逆転すると予想している。現地紙チャンネル・ニュース・アジアなどが報じた。トップはマカオだった。
シンガポールのカジノ売り上げはマリーナ・ベイ・サンズ(MBS)とリゾート・ワールド・セントーサの2カ所のカジノ付き総合リゾートからなり、中国をはじめとするアジアの新興国などから富裕層が訪れて活況が続いている。MBSの今年1~3月期の売り上げは前年同期比45%増の8億4870万米ドル、うちカジノ部門は同51%増の7億130万米ドルだった。
欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスはシンガポールのカジノ市場について、2カ所に限定することで規制が行き届いているほか、長期ライセンス制度が功を奏していると指摘。安定的な成長が期待できると分析している。
【2012年7月23日 2012.7.23 08:51 産経ニュース】
マカオやラスベガスに比べ、シンガポールはわずか2軒のカジノしかない。それで、この売り上げです。多くのハイローラーを抱えているということですよね。
アジア近隣諸国でもカジノ開業の動きが活発化している中、日本はこのままだと完全に出遅れてしまいます。
顧客の奪い合いの中で、後発で圧倒的な数に対抗するには、為す術がなくなるのではないか?と焦ります。
マリーナ・ベイ・サンズやリゾート・ワールド・セントーサのような美しい自然に恵まれた環境に加え思い切ったエンターテイメント総合型リゾートに対抗できるカジノを建設できなければ、海外からの旅行者を引き込むことは難しいだろうと思う。
幻想的な建築家であるモシェ・サフディ(Moshe Safdie)により設計されたマリーナ・ベイ・サンズのように、本当に思いきった構想で、他にはない魅力を持った総合型リゾートとしてのカジノを展開しなければ…。
でも、保守的な日本って、こうゆう決断って出来なさそうだと思うのは私だけだろうか(^_^;)。